気侭雑記帳

最終戦となるブラジルGP。
望みは薄くとも、ない訳じゃないシューマッハの優勝を祈りつつも…「やっぱりかー」と肩を落としたのは数日前のこと。
10ptの差は埋められないとは思っていても、「もしかして…？」と思わせるものを持っているのがシューだと思うのですが(完全なる私見)、でも、アロンソも速い人なので…モゴモゴ。

引退となる最後の走りでトップになって、表彰台の中央に居てくれれば良いなーと願っていましたが、タイヤのパンクとのトラブルが発生して……でしたが、それでもシューは凄かった！
一旦は最下位に落ちても、フィニッシュは４位。
マシンにどんなトラブルが起きても、マシンが走れる限りは走る。その時出来うる全ての力を出しきれる。
シューマッハの凄い所はそこなんじゃないかなと思いました。

前々から書いていますが(…同じ事繰り返しですいません)、F1はここ数年まともに見てませんでした。
一番見ていたのはセナが存命してた頃で、シューマッハが新人としてデビューした辺り。
「凄いドライバーが出てきたんだな」、「世代交代が起きるのかな？」等とワクワクしたのがつい最近のようです。
王者として君臨し続けたセナ。その年若いライバルであったシュー。
そして94年のサンマリノの悲劇。
追いかける筈だった王者を失い、シューマッハは記録を重ねる事によって新たなる王者としての地位を築き上げていった。
そして長い間ライバルらしいライバルもないまま(だったんですよね？)F1を引っ張っていった…のだと思う。

シューマッハというドライバーは本当に凄いドライバーだったと思うのです。
15年近くの間ライバルらしいライバルが居なかったと言うのも、彼の凄さを物語っていますが、トラブルを抱えたマシンで走り、結果を出す姿を何度も見た気がします。
そしてそれは今回も。
改めてシューマッハって凄いドライバーだよ!! と感心させられた気がします。
でも最後の試合がコレなのは個人的にとても切なく思いましたけど…(つд｀)

兎にも角にもこの一言しか浮かびません。
お疲れ様でした、ミハエル・シューマッハ。素晴らしい走りを魅せてくれてありがとう！

そして！
今回一番の素敵で賞は佐藤琢磨選手の10位入賞。
今年参入したばかりで、しかも参戦出来るかギリギリまで疑問視されていた(!?)チームのマシンがその年に入賞ですよ!?
その上２台とも完走。本当に凄い。
来期への期待が益々膨らみますね。
いつかは表彰台の上に！ の夢もそんなに遠くはないのかも？ なんて。それはちょっと期待を大きく持ちすぎでしょうか(^^；
でも、アグリの大活躍を期待するには充分すぎるほど大きな結果だったと思います。
来年も頑張れ!! 日本GPは鈴鹿じゃなくなっちゃうみたいだけど頑張れ！

来年はF1見れるかなー？ 今年も結局全部は見れなかったんだよな…トホホ。