気侭雑記帳

年末に購入した雑誌「このミステリーがすごい！(2007年度版)」をやっと斜め読み(…)しました。
「このミス」と言えば、ミステリ好きで知らない人は居ないと思うのですけど、なんちゃってミステリＦＡＮである高峰さんもまた、多分買い始めて10年になるかどうかって所かと思われ。
年１回発行で発売されるのは晩秋～初冬あたりだったかと思うのですけど…。
毎年「このミス」が発売されると、近所の本屋さんでは平置きどどーんだったと思うのですが、今年は本屋に行く回数も少なく、出ている筈なんだよなーと思って行っても中々見つからず、年末が差し迫った時期にやっとミステリコーナーの隅っこにある数冊を発見できました。
そんな訳で、先日やっと読めたのです。

「このミス」を私が買う理由は、年内に発行された本で好きな作家さんの本を買い逃していないかチェックする為だったり、自分が読んだ本がランク入りしてるかとの興味だったり、投票(なのかな？)された方々のコメント等を拝見して「これ私が好きそうだ」と思う作品のチェックとか、そんな感じです。
(でも海外作品は興味の対象外なので目を通しもしない失礼な人。カタカナ名苦手すぎて地名も人物名も混ぜこぜになってしまう悲しい人なのです)
しかしながら、自分の読書量も激減した事もあり、読んだ事のある本がランク入りするのはとても少なかったりします。
また、ここ数年来ミステリの定義が拡散し(って言って良いのかなぁ…？)、ランク入りした本等で「読みたいな」と思えるものも減ってきている気がします。
…あ、でもコレは自分の好む物がより狭くなってきてるからなのかも知れないです。
今回20位内で読んだ事のあった本は下記の数点。
「怪盗グリフィン、絶体絶命」法月綸太郎
「邪魅の雫」京極夏彦
「乱鴉の島」有栖川有栖
……
…
え？3冊!? 少ねーーーー(＞＜)
21位以下(13点以上)の中には読んだ本はなく、(読みたいと思っても財布事情で見送った本はありますが)更に寂しい読書量を感じた気がします。
…って、
「びっくり館の殺人」綾辻行人
は読んでたか…(^^；
でもまーそれでも合計４冊。
過渡期には読んだ物がもっとランクインしていた気がするので、「読んでないなぁ」と思いますね。
今年はもっと減るのかも知れない。
けれど、新刊では見逃してしまったけど、文庫化された物を買うのは増えるのかも知れません。
……
…
って。久し振りに本屋に行った際、文庫本の棚の配置変更が行われていて、出版社並びに作家順ではなく、出版社入り乱れての作家順になったのが見辛くて仕方ないのですけど(つд｀)
新しくなった配置は、目当ての作家さんだけを探すのなら楽な配置なのかも知れませんが、アンソロジーの様な多数の作家さんが参加されている本や出版社毎の傾向で何となく「タイトル買いー」とかするには買いにくくなった気がします。
って、ノベルズサイズの本の取り扱いも減って来ていて、発売日に手に取る以外は買えなくなってる気もするー。
さーびしーなー(なら本屋にもっと行けよー)