気侭雑記帳

節電に関して、上にある「東北関東大震災(東北地方太平洋沖地震) @ ウィキ」様内でも書かれておりましたが、元となる長野県の公式HPのリンクも張り付けておきます。
長野県公式HP(東北地方太平洋沖地震に伴う節電のお問い合わせについて)
http://www.pref.nagano.jp/kikikan/tohokujishin-denryoku.htm
 長野県などを含む西地域で節電を行っても電力不足の地域への電力供給はこれ以上は増やせないとの事。
 電力不足の地域の為に節電を呼びかけ実行しても、60ヘルツの地域では現状以上の供給は不可能らしいので、魔女狩りの様な事(適切な言葉じゃないかも知れませんが…)は行わないようになさってください。
60ヘルツの地域の方々は躍起になって節電するよりも、基金(募金)を行う方が被災された方の為になると思います。

募金に関してですが。
募金活動が声高らかになると、日本ユニセフとユニセフの違いと言うものも取り沙汰されがちです。
解りやすく解説されてたサイトを見つけましたので、そちらのリンクも。
野良里蔵狸(日本ユニセフ協会の謎)
http://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-281.html
同じ「ユニセフ」の名であっても日本ユニセフ協会と国連ユニセフは基本的には別組織という事は理解しておいた方がよろしかろうと思います。

個人的にはユニセフの活動はどちらかと言うと児童に対しての物だと認識しておりますので、今回の地震に対して募金を行う際は下記リンクの先様の様に特定の被災地域に充てての募金に協力なさった方がよろしかろうと思います。
募金情報まとめのページ
http://sites.google.com/site/quake20110311jp/bokin


個人として出来る事は微々たるものですが、それでも何もしないよりはましだと思い、募金をしてまいりました。
まだ油断は出来ない状況ですが、被災地の皆様方に安らげる時間が一刻も早く訪れる事を願っております。



追記１
計画停電が二転三転してますが、こんな記事を見かけたので紹介します。
http://blog.yo-jou.com/2011/03/post-72d2.html

追記２
節電すべきかとの問いに地域別の回答を解りやすく載せてある記事を見かけたので紹介します。
http://hokkaidogenron.ldblog.jp/archives/2577433.html

追記３
「支援物資を…」とお考えの方に目を通してほしい記事がありましたので紹介します。
http://d.hatena.ne.jp/k_ma_calon/20110311/1299837162
http://gigazine.net/news/20110312_how_to_help_your_loved_ones_from_afar/
※現在東北関東方面への輸送経路の確保が出来ていない状況です。
※お住いの市区町村にて支援物資の募集をしている場合がありますので、支援物資を送りたいとお考えの方はお住いの市区町村、又は県にお尋ねください。
第二の災害 ウィキペディア(↓) こちらにも目を通してくださいますようお願い致します。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E4%BA%8C%E3%81%AE%E7%81%BD%E5%AE%B3

追記４
海外から見た日本人は自制心が強い素晴らしい民族なのかもしれない。

らばQ「日本に祈りを…」震災に寄せられた海外の声：その３(日本人が世界の人々にどう映ったか)
http://labaq.com/archives/51636331.html 

けれど悲しいかな。報道はされていないようだが、「電話が(特定の場所に)通じないから基本料金を無料にしろ」だの原発や計画停電に関してのクレームなどの対応で疲弊してるとのツイッター発言をかなり見かける。
こういったクレームを言うのは恐らくは被災地域外の人間だろう。
また、水道等のライフラインに支障がない地域でのペットボトルや食糧の買い占めを行う人も多いとのツイッター発言も目にした。
映像に映る被災地の方々を見て海外の人たちはその礼儀正しさに賞賛の声を向けている。
なのに、被災にあってない地域の人たちがクレームなどを発するのは正しい行動なのか？
ライフラインが正常に動いている地域での買い占めが被災地の方々の為になり得るのか？
今一度冷静になって自分の行動を考えてほしい。

追記５
危険ばかりを連呼するマスコミ報道にはもう飽き飽きだ。

MIT研究者Dr. Josef Oehmenによる福島第一原発事故解説
http://news.livedoor.com/article/detail/5414245/ 

だからチェルノブイリとは違うって何度言えば分かるんだってばよ！原発についてまとめてみた
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.icoro.com/201103145746.html
※リンク修正してみました。

16日追加してみた(↓)
原発がどうなるか解説してくれたサイトたち NAVERまとめ
http://matome.naver.jp/odai/2130019066249382101

東電に対して非難ばかりするのは止めてほしい。
確かに原発事故は非常に危険である。
けれど現場で作業をしてる人たちは決死の覚悟で作業を進めているのだ。
弁を開けてガスを放出させたとのニュースが流れたが、その弁を開ける作業は手動で行われていたと知り愕然とした。
国民の為に情報を求めるのは正義なのであろう。
けれどその正義を振りかざし、現場の人やそれら作業を指示、統括すべき人たちに非難の声を向け精神的に疲弊させるのはいかがなものか。
ツイッター発言を眺めていたら海外の有識者のコメントを紹介した物が幾つかあった。
全てが国内のマスコミ報道では決して見られない日本の技術者に対する賞賛の言葉だった。
「国民の皆様は冷静に」と告げるマスコミだが、真に冷静になって欲しいのはマスコミではないのかと思う。
やはりこれもツイッター発言を見て知った事だが、定年間近な親族が志願して東に向かったという。
家族の心配は私には想像も付かないほど深い物だろう。
こういった方々が危険な現場で今も最悪の事態を避けるべく尽力しているのだ。
今が非常に危険な事態なのであろう事は解る。
けれどことさら危険を煽り、東電をバッシングするような報道を続けるマスコミのあり方に疑問を感じてしまうのは私だけなのだろうか。

そして計画停電に関する報道。
節電を呼びかけるマスコミは幾筋ものライトを浴びたセットの中で「こうすれば節電できる」と伝えている。
明るい光を受けるキャスターたちには薄い何層もの影が見えた。
それを見て激しい違和感を覚えた。
報道にそんな複数の光は必要なのだろうか？
もっと小さな、例えば震災が起きた直後の様な場所で報道を行う事は出来ないのだろうか。
TVの事はよく解らないが、現状の様なセットを組んである場所で報道を行うよりも、上記の様な場所で報道を行う方が電力的には少なくて済むような気がする。
節電を呼びかけるのであれば、多少キャスターの姿が見えにくくなろうとも明るさを落とす(電力を少なくする)のが筋ではなかろうか。
日を追うごとにマスコミに対して不信感が募っていくこの頃である。

頼むからもうショッキングな映像を流すのは止めてほしい。
被災地の方へマイクを向けて悲壮なコメントを求めるような報道はしないでほしい。
現地にいるのなら、避難出来た方々のリストを入手し名前を読み上げてもらいたい。
避難地域にいる方々は個人での情報収集が困難であると思う。
現地に到達したマスコミが避難所各所に居る名簿を読み上げる事で、別の避難所にいる人々に家族や知人の安否を知らせる事が出来るのではなかろうか。
個人情報が云々との問題もあるのだろうが、今現在避難所にいる方に他の避難所にいる方々の情報はいきわたっていないと思われる。
被災してない地域に向けて被災した地域の情報を流すのではなく、被災してる地域の方々に向けて彼らが真に求める情報を流すような報道を切に希望する。

追記と称して文句ばかりを連ねてしまった事、お詫びします。