気侭雑記帳

甚だ私的な事になりますし、このブログを見てくださってる方々の多くはPSU内容を眺めていらっしゃると思うのでなるべく簡潔にするを心掛けてみようとは思いますが、どうなる事か。

今週の18日夜、祖母が祖父の元へ旅立ちました。戻る事はない、片道切符を手にしての旅。

父方の祖父母は私が生まれる前に彼岸に渡っていましたので、私にとっての祖母は母方の祖母一人でした。
母方の祖父も私が物心付く前に亡くなっておりますが。
そんな訳で、19日の通夜と本日の葬儀に参列致してきました。
親戚一同が揃うのはこの様な席以外には殆どない、等と苦笑を交えて話してきましたが、実際血の繋がりがあっても住む地域が異なっているのですから、個別に会う事はあってもこれだけの面々が揃うのは場所の面を考えても殆どないのですね。
また、葬儀の席で会った方とも今回が初対面になる方も多く(従姉妹の旦那のご親族や遠くに住んでいる従兄弟の子供達にはそうそう会わんよね…)「あちらの方はどなたでしょう」なんて感じで、ご当人には気付かれないようひっそりと伯母や両親に尋ねたりしておりました。

祖母との思い出は多いようでいて、思い出そうとすると少なく感じられます。
一番最後に会ったのは今年の夏。
祖母は数年前から要介護の認定を受けており、滅多な事では外出をしなかったらしいのですが、あちらの家で用事が出来、２日間祖母を預かって欲しいとの言葉をを受けて預かったのですが、生きている祖母と最後の時間を過ごせたのがその時になります。
介護が必要になってからも何度か訪ねてはいましたが、夏に会った祖母は以前の面影も薄れ、とても細く小さくなり、会話もそぞろでしか出来なくなってました。
聞き取り難くなっている祖母の話の中には私との思い出もあり、「記憶はしっかりとしているようだなぁ」と感じて何となく安心したあの夏。
「そんな事あったっけー？」
「あったよう」
あの時の会話が祖母との最後の会話になったんですね。

祖母はいつも穏やかに微笑んでいる人でした。
最後の時も眠るように逝ったのが救いです。
祖母は迷う事無く祖父の元に辿り着けたのでしょうか。
今頃、祖父が死去してからの数十年の思い出を語っている最中なのかも知れませんね。
祖母の魂が安寧である事を心から祈っております。




ばあちゃんの思い出で一番心に残ってるのは「出されたトマトに砂糖がかかってた！」との事。
多分小学生かもっと下の頃だったと思うのですが、「トマト食べるか？」と出されたトマト(皿に切って並べられていた)に砂糖がかかってて「えぇ!?」と驚いたのが本当に印象深かったです。
今でも皿にトマトのみ切り分けられて並んでると「ばあちゃんは砂糖だよなぁ」って思い出しますもの。
後、ばあちゃんと食事をする時は必ずと言っていいほど「○○(私の名前)はちくわのてんぷら好きだよなぁ」って言われてました。
えぇ、好きですよ今も＞ちくわのてんぷら
何でそれが凄い好きなのかはわからんのだけども、てんぷらの皿にちくわのてんぷらないとがっかりしちゃうんですよねぇ…。
家庭の食事以外で並んでるの殆ど見ないんですけどね！
多分あれもばあちゃん家で食べたから好きになったんじゃないかって思うんだが…。
食べ物の話題ばかりですいません。食い物関連の思い出は思い出すきっかけが多いですよね？ ね？




以下、老婆心ながらもちょっとしたリンク先の紹介。


葬儀 参列者のためのマナーガイド
http://www.a-sougi.com/
葬儀・葬式のマナー
http://kuwaha.com/
葬式のマナーと常識事典
http://soushiki.skr.jp/
葬儀・葬式のマナーや基礎知識
http://manner.sougi-support.net/
　出席する前にマナーチェックをしておきたい場合はこちら等に目を通すと良いかも知れません。
　※お焼香を何回やるかなどの指示はその場で告げられると思います。

法事法要のフォーマル(ニッセンのオンラインショップ)
http://www.nissen.co.jp/cate001/sho_index/cate001_006_001_000-01.htm?ref=lis
　地域によって出来ない場合もありますが、「あした便(翌日お届け)」があるのは有り難い気がするのではないかと。近所で買えない時などに役に立ちそうだと思いました。
　※しかし女性ものしかないらしいです。

女性の参列で注意すべき所は靴とバッグとアクセサリーかも。
靴は黒なのが当たり前なのですが、黒でも光沢のあるものを履くのはマナー違反。
バッグも靴と同じ様な考えで良いと思います。
アクセサリーは(基本的には)控える。
ここら辺はマナーサイトでも触れているので、詳細はそちらで宜しくです。

数珠は聞き手ではない方で持つのがマナーとされている模様です。