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良い感じに楽しめました。

日・月(祝)に放映されたキャッチアップをながら見してたら、己の過去記事に突っ込みやら修正入れたくなりましたが、メンドなのでそのまま放置(…)。
過去記事の私的あらすじを見ると勘違い&電波受信っぷりに赤面しますが、それもある意味味じゃろう。
そんなこんなで、再度おさらい出来た連休を経て、やってきました、今週のHEROES/ヒーローズ。
相も変わらず自己満足で突っ走りまくってる記事で御座います。
いつもの如くネタバレには一切配慮をしていないので、先を知りたくない方はスルーでよろしゅ。
感想よりもあらすじ紹介的な内容になってるのはナンカの仕様です。

いつもの様にコレ張っておきますねぃ♪

42話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
41話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
40話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
39話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
38話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
37話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
36話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
35話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら

あらすじは勘違いや思い込みも含めて書いてます。
「こんなシーンないじゃんねー」とか「それ、ちょっと違くね?」とかポロポロとあるので、記事内容を鵜呑みにしちゃダメなんだぜ!
脳内補完と電波受信多すぎでした、中の人 orz
「こう言う風に読み取ったのかー」的な生暖かな目で見てくれると助かります。
たぶん。


では折り込み参りまーす。

拍手

21日のHEROES/ヒーローズは第43話「前兆」
Super! drama TVはこちらになります(↓)
http://www.superdramatv.com/


私的な感覚の43話の内容と私見過多の感想に。

今回の時間軸は現代のみで、キャラの所属する位置(アンジェラ側・アーサー側)が明確に記された気がします。
シリアス展開だったのですが、ヒロ&アンドウのシーンは相変わらずコミカルで笑いが漏れました。
アンドウ君…苦労人過ぎる…。
でもそんな2人のシーンが重めの展開の中において輝いてるんですよね。
と、思うのですが。


では、私的まとめのあらすじをどうぞ(↓)。

アフリカ。
ウスツを殺し、ヒロの頭を両手で掴むアーサー。
叫びを上げるヒロを見たアンドウは躊躇なくアーサーに殴りかかろうとした。
「その手を離せ!」
しかし能力のないアンドウがアーサーに敵う筈はなく、アンドウはアーサーの能力で吹き飛ばされた。
なおも叫びを上げるヒロに向かってアーサーは「お前に代わって私が任務を果たした」と言う。
「この程度の任務も出来ないとは、子供と同じだな」
アンドウが転がっている場所に吹き飛ばされたヒロ。
アーサーはゆっくりと足を2人に向ける。
「ヒロ、テレポートするんだ」
隣に転がったヒロにアンドウは告げるが、ヒロはぼんやりとしている。
「何を考えてる? ヒロ」
アンドウが尋ねると、ヒロは「ワッフル~」と嬉しそうに呟いた。
そんなヒロに「目を瞑るんだ!」とアンドウは自分の手を使ってヒロの目を閉じさせると。
2人は日本のボーリング場にテレポートしていた。
周囲を見回したヒロはワッフル屋の看板を見て嬉しそうに口を開いた。
「ここが一番おいしいワッフルの店だ」
そんなヒロに「どうしたんだ」と問いかけるアンドウだったが。
アンドウを見たヒロは不思議そうに告げた。
「アンドウ君? どうしておっさん化してるの?」
そして鏡を覗き込んで自分の姿を見るヒロ。「僕もおっさんになってる…」
そんなヒロにアンドウは彼の年齢を尋ねた。
「僕、10歳だよ」
ヒロはアーサーによって記憶を10歳に戻されていたのだった。

アーサーはサイラーのいるパインハースト社にテレポートで戻ってきた。
何故7階(だっけ?)から落ちたピーターが生きていたのかとの問いにサイラーは「俺もそれを考えていた」と答える。
その様子を見つつ、アーサーは「少しは父親らしい事をしようと思う」と語りかけた。
サイラーが人を殺して能力を得るのは能力に付随する飢えが原因だけれど、殺さずに力を奪う方法がある。
「お前にもある共感能力を使えば」それが可能だというのだ。
自分にそんな能力があるのかと問いかけるサイラーにアーサーは告げた。
「ピーターを助けたのはお前のその力だ」
そしてアーサーはサイラーをある部屋に導き、彼をその部屋に進ませると扉をしめた。
その部屋の奥には手錠につながれたエルがいた。
入ってきた人間がサイラーだと気付いたエルは暴走する力をサイラーに向けた。
電撃を受け、叫び声を上げるサイラー。

ピーターとクレアは隠れ家に居た。
追っ手が迫ってるのを知り、「早く逃げないと」とクレアに告げたピーターだったが、クレアは「私が貴方を助ける」と言って、ピーターを逃そうとしていた。
しかしピーターはクレアを争いには巻き込ませたくなかった。
「君には関係ない」「頼むから、ずっと無垢でいて」
そう口に乗せたピーターだったが、クレアはピーターの言葉には耳を貸さず、先にピーターだけを逃がす。
階段を降りるピーターの姿を確認し、部屋に入ってきたノックスとフリントに目を向けたクレア。
「ピーターなら居ないわよ」
不敵に言い切るクレアにノックスは「俺達に敵うと思うのか」と返すが。
「知らないの? 私って守りが得意なんだ」
そう言い切り、クレアは窓に飛び込み、地面に落ちていった。
折れた足を元に戻し、階段を駆け下りてきたピーターと共に逃げ出すクレア。
ノックスとフリントは階段を使いその2人を追う。
周囲を驚いた様子で眺めているピーターを急かしてクレアは走り出した。
マンホールの蓋を開け、地下へ足を向ける2人。

パインハースト社の研究室にいるモヒンダー。
その元にアーサーが研究の進展を尋ねに来た。
「これは…良いといえるかな?」とモヒンダーは浮かない様子で答える。
「副作用ナシで力を与えるなんて無理な気がして来た」
化学式の解明はまだ出来ないのかとの問いには「理論上化学式は解明できている」と答えたのだが。
「何かが足りないんだ」と告げるモヒンダー。
足りない物は「触媒」。しかしそれは外的要因ではなく人の中にあるものだと話すモヒンダーにアーサーは呟いた。
「昔の同僚のカイトが隠したんだ…」

エルの電撃を受け傷だらけになったサイラーだったが、再生能力を使って身体を治癒していた。
そんなサイラーにエルは何故父親を殺したのかと憎しみを露わにし「あんたなんて殺してやる!」と叫ぶ。
サイラーはエルに静かに語りかける。
悪い事をしたとは思っている。謝って許されるとは思っていない。
そして再度エルの電撃を受けるサイラー。

プリマテックに辿り着いたマットとダフニだったが、プリマテックには人の気配が全くなかった。
「助けてくれる人が居るんじゃなかったの?」尋ねるダフニに「その筈だ」と返しながらも、静まり返ったプリマテックの様子に驚いているマット。
ふと視線を向けると目の前にウスツの姿があった。
ウスツはマットを見ると、無言でひとつの部屋に入っていく。
慌てて後を追い、その部屋に入ったマットだったが、そこにウスツの姿はなく、代わりにベットに付しているアンジェラの姿を見つけて驚いて駆け寄った。
「ペトレリさん…」
しかしアンジェラからの反応はなく、マットはアンジェラの心を読もうとしたのだが拒否されてしまった。
「助けないと!」と叫ぶマットにダフニは「誰かを呼んでくる」と高速でその場を飛び出していった。

ダフニはアーサーのいるパインハーストに辿り着いた。
「随分早かったじゃないか」
ダフニの到着に気付き、そう言うアーサーにダフニは「貴方が奥さんをあんな姿にしたの?」と問いかける。
「マットは貴方の奥さんを助けようとしている」
それを聞いたアーサーは良い顔をしなかった。
「マットを巻き込まないでくれる?」とダフニは懇願したが、アーサーは耳を貸さない。
こんな事はもういやだというダフニだったが、元の状態に戻すと脅され、ダフニはアーサーの手から逃れられないと再確認する。
「何をすれば良いの…?」問いかけるダフニにアーサーはマットから離れるな、と指示を出した。

クレアとピーターは地下で話していた。
「分かれよう、君は家に帰るんだ」と提案するピーターに「帰らない」と拒否を示すクレア。
「悪いヤツと戦うの」「貴方を守りたいの」
そう言い募るクレアに、ピーターは不承不承といった風に口を開いた。
「さっきの場所で未来の君に殺される」「銃弾を2発食らって死ぬ」「君は未来では悪いヤツになっている」
自分の見た未来を口にして「あんな未来にはしたくない」とクレアに告げるピーター。
だからこそ戦闘には参加せず家に帰って普通の子として暮らして欲しいと懇願するピーターだったが。
「イヤよ」
クレアは頑として聞き入れなかった。
クレアが殺されそうになった時ピーターは彼女を救って彼女の中でピーターはヒーローになった。
「今度は私が貴方に恩返しをするの」
そんな2人に追っ手が迫り、クレアは「逃げて」とピーターに告げて一人その場に残った。
クレアと対峙したノックスとフリント。
追われているのはピーターだと思ってたクレアだったが、そんなクレアにノックスは言った。
「捕まえるのはお前なんだよ」
「いや、やめて、触らないで!!」
叫ぶクレアだったが、ノックスに摑まってしまった。

日本(ボーリング場)ではアンドウとヒロが席に付いてワッフルを食べていた。
意識が10歳に戻ってしまっているヒロに現状を説明しているアンドウ。
お前はもう29歳なんだ、と告げると、ヒロは「29歳なら学校を休めるの?」と嬉しそうに言う。
「お前はヒーローなんだ」「特別な能力を持ってるんだ」「時間を止められるんだ」
必死で言い聞かせるアンドウだったが、ヒロは「馬鹿みたい」と取り合わない。
しかし「目を瞑ってみるんだ」といわれ、ヒロは試してみた。
「もっとだ、本気でやってみろ」
アンドウに言われたようにヒロがぎゅっと目を閉じると。
周囲の動きがゆっくりとなった。
「すごいじゃん、俺天才じゃん!」
もう一度ヒロは目を瞑り、今度は完全に時を止めた。
止まった時の中で「ヤッター!」とヒロは叫び、周囲の人たちに悪戯をする。
近くの席にいる女の子の向きを変え、椅子に腰掛けようとしてる男性の椅子にケチャップを垂らし、投げたボーリングの弾の位置を変え、ボーリングをしてる人の靴紐を結わえ、アンドウが手に取ろうとしている調味料の蓋を弄り。
そして時間を元に戻した。
元に戻った時間の中で「出来たのか」と問いかけつつアンドウは調味料を手にとった。
中蓋が外されていたために調味料をぶちまけてしまったアンドウ。
そして周囲でもハプニングが起きてるのを知り、ヒロが何をしたのかを知った。
「まだまだだな…」
溜息を落とすアンドウと満足げなヒロ。

ダフニはマットの元に戻り「ここには誰も居ないわ」と告げた。
ならば、と、マットはアンジェラの頭の中に入って原因を探ってみると答えた。
「大丈夫なの?」と問いかけるダフニに「1度しかやった事がないけれど」と答えるマットだったが、アンジェラを救うにはコレしかないと言った。
「私は何をすれば良い?」
「暫くここに居て俺を見ていてくれ、君がいると心強い」
そしてマットはアンジェラの頭のなかに入って行く。
「マット…聞こえる…?」意識を失ったマットを見ながら不安そうにダフにはマットに話しかけた。

「人殺し!」
叫びながら電撃を浴びせかけているエル。
サイラーは全ての攻撃を受け止めている。
「君は僕の命を救ってくれた」
自分はあれから人殺しになり、たくさんの人を殺した。
けれど。
「あの衝動にもう2度と支配される事はない」
そして、エルに視線を向けた。
「わかってる、全て吐き出したいんだろう?」
苦しそうに電撃を発するエルにサイラーは優しく語り掛ける。
「その怒り、悲しみ、全て俺にぶつけろ。受け止めてやる!」
そしてエルは更に電撃を放ち…。
疲れきって倒れこんだエルはサイラーに静かに告げた。
「いいわよ、殺して…お願い」
制御できない力がエルの身体を蝕み続けている。
そんなエルを見つめたサイラーはゆっくりと指を動かす…。

パインハーストの前でネイサンとトレイシーが話していた。
「本当に乗り込むつもり?」
問われ、ネイサンは頷き「真実が知りたい」と告げた。
進路も結婚も全て父のために選んできた。
検事を選んだのも、その後下院議員に立候補したのも父が叶えられなかった夢を実現するため。
自分は父の望むとおりの生き方をして来た。父が生きているのなら会わないといけない。
そして2人はアーサーの居る部屋へ入っていく。
ネイサンを見たアーサーは「あえて嬉しいよ、再会のハグを」とネイサンを促すが、ネイサンはアーサーを警戒してるのか距離を置いたままだった。
近寄らないネイサンから視線を外したアーサーはトレイシーに向き合う。
「ストラウスさんだね」
問われてトレイシーは「そうです」と言い、2人は握手を交わした。
そしてアーサーはネイサンに向き合う。
「お前の役割をもっと早く話すべきだった」
アーサーはトレイシーに向かって「2人で話したいから座を外して欲しい」と言い、トレイシーは部屋から退出する。
2人きりになり、アーサーはネイサンを説き伏せようとしたが。
「リンダーマンの戯言と一緒だ、もう騙されない」
ネイサンがアーサーの言葉に耳を貸す事はなかった。

サイラーは指を動かし、能力でエルの戒め(手錠)を解いた。
そんなサイラーにエルは「殺して」と告げる。
「私の力が欲しいんでしょう?」
「でも殺したりはしない、すまない」
サイラーは答え、言葉を続ける。
「良い人間になりたいんだ」「もう人を殺したりはしない」
「(君は過去、自分に)生きる意欲を与えてくれたじゃないか」
そう言ったサイラーにエルは「組織の命令に従っただけ」だと答える。
組織が貴方をモンスターにした。自分はそれに加担した。
そう言葉を続けるエルに「君を許すよ」と語りかけるサイラー。
「だから君も…自分を許すんだ」
そしてサイラーは念じるように目を閉じた。
「痛みが…消えた」
驚きの表情でサイラーを見つめるエル。
サイラーの手からは電撃がほとばしっていた。
ぎこちなく笑いあう2人。

「その子を離すんだ!」
連れ去られそうなクレアを救うべくピーターがノックスたちの前に現れた。
「一人でいきがるなよ」
揶揄するフリントにピーターは「能力がなくてもお前等相手なら一人で充分だ」と不敵に言い切った。
その様子に激昂したノックスが炎をピーターに向けて解き放つ。
「やめるんだフリント!」
ピーターの意図に気付いたノックスがフリントを制止しようとしたが、時既に遅く。
炎から避けたピーターの背後にはむき出しのガス管があり、炎がそれに引火した。
怯んだノックスとフリント。
その隙を付いて逃げ出すクレアとピーター。

「ここまで受け止めてくれた人ははじめて」
穏やかな表情でサイラーに視線を向けるエル。
サイラーは自分のものにしたエルの能力を使おうとするが、上手く行かずに苦笑を浮かべた。
「どうやらまだ見極められていないようだ」
「コツを教えてあげる」
エルはそういってサイラーに自身の能力を使って見せた。
「狙ったら…こうやるの」
教えられたとおりにやってみるサイラー。
「上手いわ…あっという間に早撃ちガンマンになれるよ」
そう無邪気に喜ぶエルを眺め、サイラーは微笑を浮かべる。
「ありがとう」
エルはサイラーを見つめ返した
「こちらこそ」
そして良い雰囲気になる2人。
そんな2人の姿をアーサーはモニターを通じて眺めていた。

「世界中どこにでもいけるんだ」
アンドウはヒロにヒロの持ってる能力の説明をしていた。
「お前の記憶を戻せそうな場所に行こう」
そう提案し、アンドウは考える。NYがいいか、それとも…。
「良いところ思いついた!」
ヒロが一人瞬間移動をしそうになったので、慌ててアンドウは告げる「俺も連れて行ってくれ」。
そして2人は瞬間移動をする。
辿り着いたのは東京のコミック書店。
「なんでここに…」とぼやくアンドウにヒロはおっさんはいやだな、と言い返し、胸を張って言った。
「漫画は全ての知識の源なんだ」

パインハースト社から出てきたネイサンとトレイシー。
「何も信じられない」と言葉を落すネイサンにトレイシーは「貴方は上院議員なのよ」と言い切る。
「明確なビジョンを持ってないと支持者を失ってしまう」「しっかりして頂戴」
すっかり自信を無くしたネイサンに立場を省みて胸を張って欲しいと励ますトレイシー。
ワシントンへ戻って能力を公表しましょう、と提案したが、「公表はしない」とネイサンは拒否する。
以前、公表しようとしたら未来から来た弟に殺された、胸に銃弾を受けた。公表すると未来が悪くなる。
そしてネイサンはトレイシーに「君はワシントンに戻ってくれ、俺は母に会ってくる」と言い、飛行能力を使って飛び去って行った。

アーサーの部屋にトレイシーが入る。
「能力を消したいのか」と尋ねるアーサーに首を振るトレイシー。
「協力できるかと思って」
鼻で笑いながらも「条件は?」と問うアーサーに「事を起こしたら守ってもらいたい」と答えるトレイシー。
アーサーたちに足りないのは色々なサポートをする人間で、その役なら自分が適任だ、と自らを売り込むトレイシー。
アーサーの起こそうとしてる事には広告塔が必要。けれど、死んだことになってるアーサーが世間に出るのは不可能である。
「広告塔にはネイサンが適任だわ」
そう言い切るトレイシーに「ネイサンは断った」と返したアーサーだったが。
「大丈夫、私が説得するわ」
そして、トレイシーはアーサーと手を組んだ。

アンジェラの頭の中に入ったマットを心配するダフニ。
「マット…聞こえる?」
アンジェラの頭の中ではマットがプリマテック社内を歩き、アンジェラの姿を探していた。
拘束されているアンジェラを見つけたマット。
「大丈夫か?」
駆け寄ろうとするマットにアンジェラは静かに告げる。
「無理よ…彼はとても危険なの」
しかしマットは「逃げるんだ」と出口を探したが、全ての窓は閉まっていて開かない。
そんな時、1つのドアが開いた。
「逃げましょう」と扉の向こうを覗き込んだマットはそこにダフニの姿を見つけて驚く。
「ダフニ…? どうしてここへ?」
ダフニに駆け寄ったマットだったが、隠し持っていたナイフで腹を刺されて苦悶の表情を浮かべた。
「なぜ…?」
現実ではマットがうわごとの様にダフニの名前を呼んでいた。
「やめるんだ、ダフニ…どうしてだ…」
異常に気付いたダフニはマットの元に駆け寄り「戻ってきて!」と呼びかける。
ふと見ると、マットの腹から血が流れている。
とても危険な事が起きてると理解したダフニは必死に呼びかけた。
「しっかりして、マット! 私も連れて行くのよ!!!」
そしてダフニはマットのいるアンジェラの頭の中に入った。
「マット!!」
マットの姿を見つけたダフニはマットの元に駆け寄るが、マットはダフニに「寄るな!」と叫び返し、ダフニは足を止めた。
そんな彼らの目の前にピーターが現われる。
「女は事ある毎に男を裏切る」
そしてピーターの姿はアーサーになった。
「私がどうしてここにいるかわかるかね? ダフニが教えていたんだ」
ダフニを凝視するマット。その視線から目を逸らすダフニ。
「ダフニは君を裏切っていたんだよ」
アーサーは事実を告げ、マットとダフニの仲を引き裂こうとしたのだが。
「怖かったの」
ダフニはマットに向かって思いを告げた。
命令を聞かなければ全部取り上げると言われ、従うしかなかった、と。
けれど。
「やっと気付いたの、貴方が大事だって事」
「マット、お願い」「私は貴方を裏切ったけど」「貴方を失いたくないの」
そしてダフニは自分の中の本当の気持ちを告白した。
「愛してる」
わだかまりが解け、マットはダフニと抱き合った。
それを見つめていたアンジェラはアーサーに語りかける。
「私達も昔はそうだった」「私も貴方を愛していた」
少しでも当時の気持ちが残っているのなら、とアンジェラは続け。
「私を解放するのよ、アーサー」
アンジェラを捕らえていた手錠が音を立てて外れた。
それを見たマットは「行こう、今のうちに」とアンジェラとダフニを外に連れ出した。

現実に戻ったマットとダフニ。
「やったわ」と喜ぶダフニに「今のは…?」と問いかけるマット。
「全部、本当の気持ちよ」
そんな時、アンジェラがマットに声をかけ、マットは「医者を呼んできます」と言って部屋の外に出た。
そこにネイサンが姿を現す。
「アンジェラは?」
「今、目を覚ました」

パインハーストの研究室ではモヒンダーが被験者に新たな薬を試そうとしていた。
寝台に近付いてきたモヒンダーに目を向けた被験者は懇願する。
「頼む、殺してくれ…お願いだ…」
既に被験者の身体は化物の様になっていた。
モヒンダーは被験者の言葉に答えず、手に持った注射器を被験者に向ける。

コミック書店でアンドウはヒロに「行かないと!」と急かしていた。
しかしヒロは色々な漫画に目を通し、漫画の展開に驚いていた。
歩くヒロの後を追うアンドウはある漫画を手に取る。
未来を描いたアイザック(!?)の漫画。
コレを見れば未来がわかる、というアンドウを信じないヒロだったが、見せられた漫画の中を見て驚く。
そこには今彼らが行っている行為が書かれていたのだ。

パインハーストではアーサーの元に能力者たちが集っていた。
ノックス、フリント、トレイシー、サイラー、エル。
アーサーは口を開いた。
「時は満ちた」

プリマテックにも能力者が集っていた。
マット、ダフニ、ネイサン、クレア。
そして能力を失ったピーター。
封印していた化学式はアーサーの元に揃ってしまった。
アンジェラは無念そうにそう言って言葉を続ける。
「アーサーは足りない物に気づいた筈」
化学式を完成させるには触媒がないと成り立たない事をアンジェラは知っていた。
しかし。
「触媒の隠し場所はカイトしか知らない」
死んでしまったカイトが誰かの血の中に隠したのだという。
それを聞いていたクレアが静かに口を開いた。
「サイラーに脳を見られた時に『人とは違う』と言われたの、『君は特別だ』って…」
間を置いてクレアは続ける。
「今、ようやくわかったわ…。私が、触媒よ」


毎回長々と書いてしまい、簡素にまとめらなくて申し訳ない(つд`)
今回も脳内補完が行われてるのは確実なのでちょこちょこと間違いあるとは思うけど許してくださいな。
多分大筋だけは間違えてないと思うんだけどなー… orz


感想っぽいもの。


1:ヒロとアンドウのシーンはコミカルだった。
ヒロは精神(記憶)が10歳に戻されてしまい、前にも増して緊張感に乏しかったです。
アンドウ君、苦労するなぁ…。
今回わかったのはアンドウとヒロの繋がりは10歳未満から続いてたとの事。
幼馴染みって関係だったのかな?
しかし戦線離脱させたと思ってたヒロが能力を持たないアンドウの手で戦線復帰。
思わぬ伏兵のアンドウにアーサーもビックリ。
そんな展開が来てくれるのを期待してます。
キャーアンドウ君ステキー!!

2:現状での立ち位置が揃った気がします。
ノア・ハイチ人・メレディスは今回出なかったのですが、プリマテック決定でいいのかな?

・パインハースト側
ノックス→能力を発揮できるとの理由で居る気がする。
フリント→メレディスが説得すれば、もしかしたら。
トレイシー→損得勘定。
サイラー→スパイになる目的でこっちにいるかと思ったけど違うかもしれない。
エル→サイラーが行く所に付いてく気がする。
モヒンダー→副作用だけを無くせるのであればどちらにでも付く可能性が。

・プリマテック側
マット→パインハーストには付かない筈。
ダフニ→マットが行く所に(以下略
ネイサン→トレイシーに騙されて裏切る気はする。
クレア→自分の判断で「悪」と思う側と敵対。
ピーター→パインハースト(アーサー)には下らない。

反対側に組する可能性はまだあるかも知れませんが、今のところはこんな感じでしょうかね。


3:ちょっとした疑問。
冒頭のアフリカのシーンでアーサーがヒロを殺さなかったのは「10歳にしてしまえば戦線離脱で問題ない」って思ったからでしょうか?
ウスツを殺したようにヒロも殺しちゃうと思ってたのですが、アーサーの思惑が良く判らなかったです。
思い描く道に対しての不安要素は根こそぎ摘み取る雰囲気を感じてたので、ヒロの能力を所持したとは言え、同じ力を持って邪魔しに来る可能性が少しでも残ってる(=生かしておくと記憶を取り戻す可能性が万に1つはある)のならさっさと殺しそうだったのですがね。
つ 「ドラマの設定上ヒロを殺させる訳には行かない」
…それは言っちゃダメd
能力を持たないアンドウがヒロの窮地を救うとは思っていなかったので油断してた(だから逃がしてしまった)。
ヒロの精神を子供にしてパインハーストに連れて行って化学式の被験者にするつもりだったから直ぐには殺さなかった。
ここいら辺りが納得出来る回答になるのかなー?

ネイサンはどうやって生き返ったのも疑問として残ってしまいますね。
「リンダーマンが蘇生した」と言われてましたが、リンダーマンはマットパパの力で見せられていたもの(これ決定っぽいですね)。
しかし生き返らした当初パインハースト側には蘇生能力はなかった。
当時蘇生能力を持っていた者(クレア・アダム)はネイサン蘇生に手を貸しては居ない。
以前(S2)アダムがネイサンの傷を癒した(アダムの血をネイサンの体内に入れた)ので、その血がまだネイサンの体内に残っていた。
時間軸で言うとS1からS3までは1年辺りらしいので、想像出来る可能性としてはそれしかないかなぁ…? でも無理があるなぁ…って感じですね。
色々と突っ込みどころ満載なので突っ込んじゃいけないところなのでしょうが。
でもネイサンが生き返ったってのは端々で出て来てるので(ネイサンが喋ってるだけですが)、そう言うシーンを見るたびに「誰が生き返らせたのか」との疑問が浮かんでしまいます。
この疑問も先々で判明してくれれば…すっきりするんですけどねぇ。

3:今話は裏テーマ(!?)に愛があった。
今回ラブラブカップルが2組誕生した模様。
・マット&ダフニ
マットが未来視して2人が夫婦になってたからマットが固執してたってのもあるのですが、マットの一途さにダフニが心動かされたって感じでしょうか。
未来を変えてもこの2人は夫婦になる気がしてきました。

・サイラー&エル
前回の過去編がなければ「?」って感じで、取ってつけた感もなきにしもあらずですが、サイラーが「良い人」になる経緯の中で「悪への衝動」のストッパーになる立場の人が現れるのは良いことなのではないかと。
その立場の人が「家族」でも良いとは思うのですが、母のアンジェラはガブリエルを殺そうとした過去がありますし、父のアーサーは…悪側に唆す事はあってもストッパーにはなりえない。
ピーターは多少心を開いた感じがしましたが、ストッパーとの立場にはなりそうもないですし、ネイサンは…どうなんでしょうねこの2人の関係って(^^;
「家族」である彼らの中に確固たるストッパー役がいないのであれば、恋人との形でその役を出すのは正統的な展開だと思いました。
前話があったからこそエルがその役に適任なのでしょうね。
 サイラーに変る前のガブリエルを知っている(=人殺しを悔やみ自殺しようとした心根がある事を理解してる)。
 サイラーに変えてしまった一端を担った立場である。
 サイラーに大切な人(父)を殺され、サイラーを心のそこから憎んでいた。
 改心し、良い人間になろうと努力してる様を間近で見た。
お互い傷を持つ者同士、理解も共感も出来そうな2人。
サイラーの真人間フラグ立ち過ぎですけども、今まで完全悪だった彼が変わっていくのも良いんじゃないかなと思います。

・多少余談ではありますが。
ピーターとクレアも(リアルでの話も聞いたので)怪しい感じを覚えましたが、設定で叔父と姪なのでありえないって事でひとつ(笑)。
ネイサンとトレイシーも前まではカップルだなぁと思ってたのですが、今回トレイシーは損得勘定で動くと判明。
そう言うのも嫌いじゃないですけどね、ドラマの女性として見ると。
ネイサンは騙されやすい子なのでトレイシーにスコーンと騙される気はしますが、それもまた一興って事で。

他にも愛に関する内容だと思ったものがもうひとつ。
アーサーとアンジェラの会話の中で感じた事があります。
アーサーは未だにアンジェラに対し愛情が残ってる。
マットパパ(40話だっけ?)やウスツを躊躇いなく殺したアーサーですが、アンジェラもアーサーにとっては邪魔な人間だった筈。
しかしアーサーはそんなアンジェラを殺さずに夢の中に閉じ込め拘束していた。
夢の中に閉じ込めたのはマットパパの能力で、マットパパにアンジェラを殺すだけの力がなかったともとれますが、アーサーはアンジェラを殺すとの選択(命令や行動)は起こさずに居た。
「当時の心が少しでも残っているなら私を解放しなさい」ってな事を言ったアンジェラに対し、解放との回答を付きつけたアーサー。
冷酷な人間だと思ってましたが、心を通わせた相手には殺意を躊躇う人間性を持っているのだな…なんて思いました。
しかしそう考えると冷酷なのはアンジェラでしたね。
愛してた男(旦那)を未来のためとは言え毒殺しようとしたんですからねぇ…。
「割り切れる女、情を残してしまう男」との縮図を垣間見た気がします。
女ってこぇぇ… orz



次回はいよいよ直接対決となるのか?
益々楽しみになってきました。

しかしダフニが裏切った事でどうなるのかが心配ですね。
次回以降はダフニに大注目なのかもしれません。
勿論ヒロが元に戻るのかどうかも心配ですが。
アンドウ君をこれ以上苦しませないであげて下さいね、ヒロ。

ところでウスツって本当に死んだんですよね?
マットの目の前に現れたのは思念体だと思うのですが。
死んでしまってもあぁいった感じに誰か(マットかヒロだけかも知れないけど)を導くとの役割で今後も出てくるのでしょうか?



次回44話は「日食・前編」、28日放映。
・「力が消えた」
・「あれ? 僕のも使えないや」
・「彼女は不死身だ…ありえない」
・「クレアは渡さない」銃を向けるノア。
・「手伝ってくれ」ネイサンがピーターに懇願する。
日食により能力者たちの力が一斉に(!?)消える??

能力者が集い、次回から戦いが開始されるかと思いましたが、まだまだ波乱がある様子。
44話エピソード紹介に目を通すと、ハイチ人は行方不明になってるみたいですよ。
ノアはクレアと行動を共にする(アンジェラの指示でクレアの特訓をする)らしいですし、サイラーとエルはアーサーの指示でクレアを攫いに行くみたい。
どうなるのか楽しみですね!
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名前:高峰 秋良

ゲームと読書が好きなインドア体質のヲタ社会人orz
誤字脱字勘違い多し。


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いつまで経っても初心者級をモットーに(つд`)こそこそモタモタ冒険中。

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Ph100 Fo100 Te100 Hu100 Fi100 Ra100 Gu100 Br100 Bo100 Su100 Hr100 Et100 Lu100
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Ph100 Fo100 Te100 Hu100 Fi100 Ra100 Gu100 Br100 Bo100 Su100 Hr100 Et100 Lu100
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 ・サポパ3体
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…+倉庫キャラ4人(Hr Ph Et Lu共に100)

現在テクPh多め。
テクがないと生きていけない体…

別ブログ【ぷそ2くろーぜっと!】
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自キャラコーデブログ(更新停止)




読む本は国産ミステリーメイン。
社会派よりも本格派。
けれど探偵の活躍に一喜一憂なので、読みながら謎を解こうとの意思は薄い、なんちゃってミステリーFAN(またはミーハーミステリーFAN)。

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