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S3は3巻と4巻らしい。

泣いてるフユだけを描くのは先週と同じになるのでアキも描いてみた。
今回の話で3巻終了ってのはバレになるのかな? なってたら申し訳ないです。
これでS3も終了なのかな…と思っていたら、どうやら3巻と4巻の内容がS3となってる模様。
シーズンと巻数の番号はイコールだと思ってた中の人は驚きました。
ってな前置きから今週のHEROES/ヒーローズの記事に参ります。
3巻最終話となった今回の展開に目を白黒させつつも、相変わらず自己満足で突っ走っておりますが、優しく見守って頂けると幸いです。
いつもの如くネタバレには一切配慮をしていないので、先を知りたくない方はスルーでよろしゅ。

いつもの様にコレ張っておきますねぃ♪

46話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
45話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
44話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
43話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
42話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
41話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
40話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
39話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
38話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
37話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
36話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら
35話を見た時のHEROES/ヒーローズの記事はこちら

あらすじは勘違いや思い込みも含めて書いてます。
「こんなシーンないじゃんねー」とか「それ、ちょっと違くね?」とかポロポロとあるので、記事内容を鵜呑みにしちゃダメなんだぜ!
脳内補完と電波受信多すぎでした、中の人 orz
「こう言う風に読み取ったのかー」的な生暖かな目で見てくれると助かります。
たぶん。


それではいつもの様に居り込みに参りますよぅ。

拍手

18日のHEROES/ヒーローズは第47話「裏切り」
Super! drama TVはこちらになります(↓)
http://www.superdramatv.com/

私的な感覚の47話の内容と私見過多の感想に。
今回の時間軸は主に現代。16年前に残されていたヒロを救出する事やヒロの状況もあったので16年前の時間軸も勿論健在。
現代ではパインハーストとプリマテック、そしてアンドウ達のヒロ救出行動の3陣の状況が入り乱れる形となり、場面転化はかなり頻繁だったようにも思えましたが。
3巻最終話との表示が現れた時は「えぇ!?」と驚いたので(話としてはちゃんと収束してたと思いますが)、折り込み前に「3巻終了」って書いたのはかなり大きなネタバレですな。
折り込み前のバレ自重が出来ずに申し訳なかった orz

前話46話に関してちょっと追加しますねぃ。
46話の記事で16年前に戻ったクレアとヒロ(精神は10歳)の会話に対して『私が見ているのは吹き替え版なのでちょっと把握しきれなかった(!?)のですが』と書きましたが、どうやら吹き替え版だと会話が通じてるようにとの補完がなされていたようです。
字幕版ではその補完がなされず、2人の会話が全くかみ合ってないとの形態になってるとか。
字幕版見なきゃと思ってたのに、結局見逃しまくってしまってました orz
46話等の「ヒロの精神が10歳に戻ってる状態」の時の話の時は、吹き替え版だけでなく字幕版も見てた方がより楽しめたのかも知れません。
中の人は吹き替えのみだったので「残念でした」となりました。しょんぼり。
追加終了。

では私的まとめのあらすじをどうぞ(↓)。

現代、パインハースト社。
殺されたアーサーの元に立ち尽くすピーター(ハイチ人はどこ行った?)。そこへネイサンが現われる。
死んだアーサーを見て驚くネイサン。
「お前がやったのか?」との問いかけに「トドメはサイラーが…」と返すピーター。
「こうするより他なかったんだ」と言葉を落とし、ピーターはネイサンに化学式を返すように言った。
しかしネイサンは「もう手遅れだ」と言い切った。
「薬は完成して海兵隊員に投与される」
それを聞いたピーターは驚き、それを止めさせようと言葉を重ねるのだが、ネイサンは「この計画は父さんの物じゃない、俺達のだ」と断言した。
アーサーの遺志を継いで計画を遂行するのではなく、アーサーの企てた計画が世界のためになるとネイサンは考え、計画の実行者になっていたのだ。
「邪魔をしようなんて思うな」とピーターに詰め寄るネイサン。
そんなネイサンに「父さんそっくりだ」とピーターはネイサンを見つめる。
「…そうだな」
「俺も殺すのか?」とピーターに問いかけるネイサン。
「おまえにはどうせ撃てはしない」と言い切り、「俺に付いて来い」とピーターを懐柔しようとしたネイサン。
銃を向けるピーターに歩み寄り銃を渡すようにと手を差し出すネイサンの姿にピーターは「すまない…」と呟いて向けていた銃をおろした。
しかしその直後。
「出来ないよ」
ピーターはそう告げ、持っていた銃を握り締めるとネイサンを殴りつけた。
その場に昏倒するネイサン。
兄弟は互いに敵対するものとなった。

現代、プリマテック社。
「化学式を取り戻すぞ」と銃を手にするノアとメレディス。
16年前から戻ったクレアの話を聞き、アーサーが触媒を手にした事を知ったプリマテック陣営。
「パインハーストへピーターを助けに行くぞ、私達で終わらせるんだ」と息巻くノア。
ノア、メレディス、クレア、アンジェラの4人が連れ立って部屋の外に出ると、廊下には殺された人々がいた。
驚く4人だったが、直後プリマテックの窓が閉じられ、光が遮断されていく。
サイラーの手によって彼ら4人はプリマテックに閉じ込められてしまったのだ。
「アーサー・ペトレリはもう死んだよ。もうパインハーストに行かなくても良い」
スピーカーからサイラーの声が響く。
驚くクレアの姿を見たのか、サイラーの声は続く。
「安心しろ、殺したのはピーターじゃなく俺だよ」
母親の言いつけ通りアーサーを殺したと告げるサイラーの声には暗さが戻っていた。
「俺はみんなから嫌われ、恐れられるモンスターだからね」
なおもサイラーの声は続く。しかし話す内容はそこにいる全員に向けるのではなく、クレア一人に語っているようだった。
そこにいるのはうそつきの祖母と子供を顧みない父親と子供を捨てた母親、全て悪者。
「夜が明けるまでに証明してやる」
サイラーは高らかに宣言した。
「皆同じモンスターだってね」

ノアはメレディスと共にサイラーを倒しに行く事を決意し、持っていた1つの銃をクレアに手渡した。
「弾は6発だ、1発ごとに装填しろ。…アンジェラを守るんだ」
アンジェラは本当にサイラーを倒せるのかとの疑問を口にしたが、それに対して「倒せるわ」と力強い返事を返したのはクレアだった。
「サイラーには私の力がある。けれどその力は後頭部に物を突き刺せば発動しない」
そしてノアとメレディスはクレアとアンジェラを部屋に残し、サイラーを倒すために部屋から出て行った。

スピーカーからのサイラーの言葉は続く。
クレアと自分は同じだ。身体は傷付くが直ぐに治る。
--だけど。
「心は傷付く。その傷は親から受けたものだ」
似たもの同志だと語るサイラーにクレアは怒鳴り返した。
「私はあんたとは違うわ! ……ばけもの」
しかしサイラーは口調を変えずに静かに言い切った。
「その考えが間違ってる事を証明してやろう」

ノアとメレディスはサイラーがいると思われる部屋(管理室?)の扉を開ける。
するとそこに背を向けて座っている男の姿があった。
しかし椅子が動くとそこに居た男はサイラーに首を切られ絶命していた。
驚くノア。
「追い詰めてるのはお前じゃない、俺だ」
スピーカーからのサイラーの声が静かに響く。

16年前のビル。
ポールに摑まっているヒロの元に鳩が飛んできた。
「鳩よ…助けてくれ」
ヒロは鳩に向かって語りかける。
父の言いつけを守れなかった事、そして任務が果たせなかった事を呟いたヒロは大きく息を吐いた。
「そして今は鳩に助けを求めてる」

現代。
モヒンダー博士の研究室(NYだっけ?)に向かうアンドウとマットとダフニ。
「16年前に置き去りにされたヒロを俺が助けるんだ!」と息巻くアンドウ。
研究室の扉を開け、「モヒンダー!」「スレシュ博士!」と口々にモヒンダーに呼びかけた3人だったが、研究室が綺麗に片付けられているのを見て驚きを露わにする。
彼ら3人はここにモヒンダーと化学式があると思っていたのだ。
しかしダフニは「ここじゃなければ向こうにいるのかも」とモヒンダーがパインハーストに居るのではないかと予想した。
パインハーストに行くのは危険だからと止めようとするマットだったが、ダフニは「誰かが行かなくちゃ!」と言い切った。
「ダメだ!」
マットは叫んだのだが、ダフニは高速移動でその場から去って行ってしまう。

現代、パインハースト社の研究室。
レコーダーに向かって状況を説明しているモヒンダー。
すでに肺にまで転移し一刻の猶予もならない状況に陥っていたモヒンダー。
「力を手に入れるには命を差し出す事になるなんて…」
そしてモヒンダーは完全な薬を入れた注射器を手に取ったのだが。
「やめろモヒンダー!」
そこに銃を構えたピーターが姿を現した。
銃を向け薬の投与を阻止しようとするピーターに「ぼくの命がかかってるんだ!」と叫ぶモヒンダーだったが、ピーターが持つ銃の銃口はモヒンダーに向けられたままだった。
「初めて会った時を覚えているか?」
銃を向けつつ歩み寄ってくるピーターと会話を交わすモヒンダー。
あの時は能力の事を信じなかった。けれど実際この目で見て魅せられた。
語るモヒンダーとピーターの距離が近付き、手を伸ばせば届く距離になった。
その時、2人の間に風が吹き、直後モヒンダーが手にしていた注射器(薬)が消え失せてしまう。
「薬を返せ!」
突然の事に困惑するピーターにモヒンダーは襲い掛かった。
ピーターの身体を怪力で吹き飛ばしたモヒンダーだったが、そこにフリントが現れ、モヒンダーに攻撃を仕掛けた。
「借りを返しにきたぜ」
ピーターを救ったのはフリント、そしてノックスもその場に現われる。
モヒンダーの魔手からピーターを救ったノックスはピーターに話しかけた。
「ここを壊したいんだって? …俺達もだ」
フリントとノックスはピーターに協力を申し出た。
しかしそれは正義心に駆られたものではなく。
「この世に特別な存在は俺達だけで良いんだ」
目先の目標だけは同じではあるが、行動理由は異なっていたのだった。

室内で気を失っているネイサンの元にスコット(46話ラストで薬の投与を受けた海兵隊員)が駆け寄り、ネイサンを起こした。
目を覚ましたネイサンはスコットに他の隊員にも薬の投与は行ったのかと問いかけたが、スコットは「まだ自分だけです」と答えた。
戻ってこないネイサンを心配し、トレイシーがスコットを向かわせた。ネイサンが戻るまでは新たな投与を行って居なかったらしい。
計画を邪魔しに来た弟を止めろとネイサンはスコットに言い、スコットはそれを受けて部屋から出ようとしたのだが。
部屋に来たノックスに手にかかってスコットは殺されてしまった。
スコットを殺したノックスはネイサンに向かって「今頃アンタの弟が薬を処分している」と話しかける。
「あいつは正義の味方だ」

現代、モヒンダーの研究室。
「薬をひったくってきた」とダフニは高速で戻ってくると手にした注射器を2人に見せる。
それを使えばヒロを助けられるとアンドウは喜んで薬を受け取ると自分に投与しようとするのだが、「おい、待て」とマットがアンドウを止めた。
「どれだけ危険かわかってるのか? 望みどおりになるかわからないんだ」
ヒロを助けるタイムトラベルの力が手に入るとは限らない。全く関係のない力が手に入るのかもしれないとの可能性を告げたマットだったが、ダフニがそれに口を挟んだ。
マットは人の心を知りたいと思って心が読める能力を手に入れた。自分は歩きたいと思って高速移動の力を手に入れた。
ならば、ヒロを助けたいと思って手に入れようとするアンドウの力は望みどおりの物になるかもしれない。
そしてアンドウも口を開いた。
「信念を貫くべき時がある」
ダフニの口添えとアンドウの決意の強さを見たマットは「そうか…わかったよ」と自分の意見を引っ込めた。
アンドウは注射を己の腕に投与し、アンドウはその場に倒れこんだ。
慌てて駆け寄るダフニとマット。

16年前。
ヒロは自身の力で体制を建て直し、ビルの屋上によじ登っていた。
何とか屋上に辿り着き、一息ついて「おーい」と呼びかけるが、誰も答えはしない。
室内に向かうと、部屋の中で子供のヒロが一人座り込んでいた。
「ヒロ君、どうしたの?」
「母さんが居なくて寂しいんだ」
会話を交わす大人ヒロと子供ヒロ。
自分も失敗してしまって悲しいとの事を告げると、子供ヒロは「母さんなら今治してしまえば心配ないって言うよ」と大人ヒロを慰めようとする。
それを聞いた大人ヒロはいまここで出来る事をしようと考えた。
「ねぇヒロ君、君のお父さんが持ってる数字とか記号とか書いてある紙はどこ?」
化学式をここで処分してしまおうとヒロは考えたのだった。
しかし子供ヒロは大人ヒロの質問に躊躇する。紙の在り処は知っているようなのだが…。
「ヒロ、明日を救うんだ」
大人ヒロのその言葉に子供ヒロは心を決めた。

現代、プリマテック。
部屋の中でクレアは電話を手にしたが「通じない…」と受話器を元に戻した。
そんなクレアにアンジェラは話しかけた。
「今更驚く事じゃない。…全員閉じ込められたのよ」
焦りの色もなくアンジェラはクレアに語りかける。
「サイラーの目的はあなたよ」
注意を引きたくて癇癪を起こしている。
そんなアンジェラの言葉にクレアは「おしおきしてやる」と呟いた。
そこに電話が鳴り、クレアが出ると相手はサイラーだった。
「助かる方法を教えてやろう」
組織のエージェントになれば辛い選択を強いられる事がある。お前のパパは何度も選択をしてきた。
ノアとメレディスとクレアの3人が助かりたければアンジェラをその手で殺せと条件をサイラーはクレアに突きつけた。
何故こんな事をするのかとのクレアの問いに「お前のパパに聞け」と返すサイラー。
「エルと2人で俺にした事」「俺は平凡にしていられたのに」
そしてサイラーは再度クレアに告げた。
「パパを助けたければ、アンジェラを殺せ」
何度も告げられる言葉に「あんたを殺してやる」と言い切ったクレア。
それを聞き、「チアリーダーが人殺し? モンスターはどっちだ」と返すサイラー。
クレアは言葉を切り、銃に手にかけた。新たな弾丸を装填しゆっくりと銃を構える。
その銃口をアンジェラに向けたが、直後電話に向けて発砲した。
粉砕された電話に向かってクレアは吐き捨てた。
「あんたよ」

ノアとメレディスは囚人を捕らえている(LV5の?)監獄に入った。
「何をするの?」メレディスの問いかけに答えるように囚人たちを解放するノア。
自由の身となった人形遣い(エリック/39話辺りで出てたと思う)達囚人を目の前にノアは告げる。
「サイラーが侵入した。サイラーを殺したヤツをここから出してやる」
しかしエリックはそんな面倒な事をやるよりも、ノアが背を向けた瞬間にノアを殺せば自由になれるとせせら笑った。
しかし「サイラーが私達を閉じ込めているんだ」と言葉を続けると、囚人達の表情が一転する。
サイラーは能力者を殺す。サイラーが侵入し、閉じ込めている経緯は解らないが、サイラーと出会ったら殺される。何より閉じ込められているのならサイラーを殺さない限り監獄から出られても外には出られない。
『外に出る』のならば組織の追っ手が来ない免罪符を手に入れた方が優位だと瞬時に彼らは理解したのだろう。
彼ら囚人の表情の変化を見たノアは「解ったなら行け」と彼らを急かした。
サイラーを討伐しに囚人達はその場を後にする。
囚人がいなくなったその場所でメレディスは彼らにサイラーを倒せるとは思えないとの疑問をノアにぶつけるのだが。
ノアは静かに言葉を返した。
「鮫を倒すのに必要なものは何だ?」
メレディスはその言葉に唇を振るわせた。
「……餌?」
ノアは彼らを捨て駒として利用し、サイラーを倒そうと考えていたのだ。

現代、パインハースト社の研究室。
ノックスは研究室の物を壊していた。
「この薬は燃えやすいんだ」
モヒンダーはそういって止めようとするが聞き入られる事はない。
そこでモヒンダーは会話の先をピーターに向けた。
「こいつらと手を組むなんてどうかしてる、人殺しの悪党だぞ」
ピーターを心変わりさせようとしたモヒンダーだったが、モヒンダーの饒舌さに辟易としたノックスがモヒンダーに近寄ると、モヒンダーを掴むと壁に向かって投げ飛ばした。
それを見て「いくら何でもやりすぎだ」と慌てて駆け寄り、意識を失っているモヒンダーの様子を見るピーター。
そんなピーターに対してフリントは事も無げに言い切った。
「五月蝿いのを黙らせただけだ」

現代、モヒンダーの研究室。
意識を失ったアンドウに水をかけるとアンドウは目を覚ました。
注射の結果能力はどうなったと問いかけるアンドウに「気を失っただけ」と返す2人。
ならば、とアンドウは自らに言い聞かせ始めた。
「俺はこの手で時空を操る達人だ」
念じるように呟くアンドウだったが変化は一向に訪れない。
そこでダフニが提案をした。
「ヒロみたいにやってみれば?」
そうか! とアンドウはヒロが行うように目を閉じようとするのだが、マットが「やりすぎると戻りすぎるかも知れない」との注意をする。
あまり強くは念じないように注意しながらヒロの真似をするアンドウ。
もう少し強く、もっと強く。
しかし何度試してもアンドウに能力が現われる兆候はない。
「これじゃヒロを助けられないよ!」
アンドウが怒鳴り、机を叩いた瞬間、アンドウの腕から赤い電撃の様な光が浮き出てきた。
「なんだこりゃ?」
その疑問に「さぁ?」と答えたマット。
「でもタイムトラベルではないらしい」

現代、プリマテック社。
ノアと離れ、一人プリマテック社内を進むメレディス。
手に持った懐中電灯の光を支えにゆっくりと歩みを進めていく。
光を向けた廊下の先に切り落とされたばかりの腕があった。(監獄から出たばかりの囚人の腕?)
「嘘…」
まだ指だけが動いているその腕を避けながら、メレディスは足を進めた。
そんなメレディスの足元に転がってくる1つの小さな薬瓶。
メレディスはそれを拾うと瓶に書かれたラベルを読み上げた。
「アドレナリン…」
その時、メレディスの目の前にサイラーが現れ、メレディスに襲い掛かったのだが。
突然サイラーの動きが止まった。
ピンチに陥ったメレディスの窮地を救ったのはエリック。
エリックは自分の能力で操り人形の様にサイラーの動きを止め、メレディスの横を通り抜けた。
ゆっくりと近寄るエリックにサイラーは視線を向ける。
「俺を操れると…本気で思っているのか?」
その言葉に不敵な笑みを浮かべようとしたエリックだったが、操っている筈のサイラーはエリックに何らかの能力を放ち、エリックは鼻血を出してその場に倒れる。
エリックを殺したサイラーは自由の身になり、逃げ出そうとしていたメレディスに向かって注射を打ち込んだ。
倒れこむメレディスを見てサイラーは呟いた。
「最後の仕上げだ……」

監獄に足を向けたノアは監獄の中にメレディスが居るのを見て慌ててその中に飛び込む。
「コレは一体…」
苦しむメレディスは両手から出る炎を抑えようとしていた。
「ダメ! こっちにこないで!!」
ノアの姿を確認したメレディスはノアを近寄らせまいとして叫ぶ。「力を抑えられないの!」
メレディスとの距離を置いたノアは「サイラーの仕業か?」とメレディスに尋ねたのだが。
「そうだ」
突如監獄のドアが閉ざされ、ガラスの向こう(外)にサイラーが姿を見せた。
室内にあった銃を手に取り、ガラス越しのサイラーに銃口を向けるノア。
「防弾ガラスだぞ、ノア」
撃つのは無駄だと悟ったノアにサイラーは言葉を続けた。
「俺の残したその1発でその女を止めろ」
その言葉に顔を見合わせるノアとメレディス。
「お前にとっちゃ簡単だろう?」
そしてサイラーは最後に1つだけ質問がある、とノアに言葉を向けた。
「メレディスを撃ち殺した後、クレアになんて嘘を付く?」
しかしノアは言葉を返さなかった。
「助かるのは一人だ」
まだ逡巡をするノアを眺め、サイラーはその場から立ち去る。
「お前が俺をモンスターにした。…これはお返しだよ」
その一言を残して。

現代、パインハースト社。
ノックスに監視され室内に留まっているネイサン。
ピーターに協力するノックスにネイサンから見たピーター像を語るネイサン。
「あいつは何時だって信じた人を裏切ってきた」
言葉を重ね「弟はダメな人間だ」との事を強調するネイサンに対しノックスは口元を歪ませて笑う。
「ヤツが嫌いか?」
「不憫でならない」
しかしノックスは自身の能力が高まっているのを感じていた。
「それならなんでビビっている?」
他人の恐れや恐怖がノックスの能力を高める。ノックスはネイサンの恐れや恐怖を感じているのだ。
「ビビってなんていないさ」
ネイサンはそう言葉を返し、ノックスに襲い掛かったが、ノックスの力はネイサンを上回っていた。
ノックスに追い詰められるネイサン。
しかしその時、ネイサンの目の前でノックスの全身が凍りつき、ひび割れ砕け散っていく。
「おまたせ」
崩れ落ちたノックスの背後にはトレイシーの姿があった。

現代、モヒンダーの研究室。
アンドウの腕から何らかの能力の発動を示す光が洩れている。
「止めてよ!」とダフニは叫ぶがアンドウはそれを制御する術が見付からず、戸惑いによってか感情を荒立ててしまう。
「落ち着けよ」
マットはそう言いながら手を伸ばしてアンドウの身体に触れた。
直後マットの脳内に様々な声が聞こえ、マットは叫んだ。
アンドウから手を離すマットは暫くして落ち着きを取り戻す。
「どうしたの?」
問いかけるダフニにマットは返す。
「頭に衝撃が走って、街中の人間の声が聞こえてきたみたいだった…」
呆然としながらも言葉を返すマットを見て「何をしたの?」とアンドウに詰め寄るダフニ。
しかしアンドウも自分が何をしたのか全く解らなかったのだが。
詰め寄ったダフニがアンドウに触れた途端、ダフニの姿が2人の前から消え去った。
「ダフニ!」
叫ぶマット。
ダフニは奇妙な光景を目にしていた。
彼女がアンドウに触れた直後、彼女は研究室の外に居た。
そして研究室の中ではマットとアンドウと…そしてダフニが居た。
「落ち着けよ」と言いアンドウに触れたマットが叫び、ダフニが「どうしたの?」と問いかけている。
少し前の出来事がダフニの目の前で繰り広げられていた。
そしてダフニはアンドウに触れて彼らの前から姿を消す。
「ダフニ!」
回りを見回したマットが、入り口に佇んでるダフニの姿を目にして「どこに行ってた?」と問いかけた。
「わかんない…」
ダフニはそう答えて首を傾げた。
「外から来てここに立って見てた」
2人の元に歩み寄りながらダフニは言葉を続ける。
「なんだか…」
自分が見た光景をダフニはこう結論つけるしかなかった。
「過去に戻ったみたい」
それを聞いて彼らは目の色を変えた。
「過去に戻った?」

現代、プリマテック社。
炎を抑えられないメレディスとメレディスが発する炎から避けているノアの姿をモニタ越しに見たクレア。
「早く助けないと!」とアンジェラに告げるが、アンジェラは「罠よ」と切り替えした来た。
しかし「それでも構わない」とクレアは告げ、部屋の外に足を向けた。
アンジェラの手を取り廊下を進むクレア。
一旦アンジェラの手を離し、先の状況を確かめたクレアは再度背後にある手を取り歩みを進める。
が。
その手はアンジェラの物ではなくサイラーのものだった。
変化に気付いたクレアが振り返るより早くサイラーに襲われるクレア。
言う事を聞かなかったから生存の条件を厳しくしたとサイラーは告げる。
ないがしろにされてもパパが大事なんだよな、と捕らえたクレアに言葉を重ねるサイラー。
クレアの内心を知りたかったサイラーにはクレアを殺すつもりはなく、言葉を重ねクレアの本当の心を知ったサイラーは満足して隙を見せた。
その隙を漏らさず、クレアはその場から逃げ出し、ノアたちの元に向かった。

ノアたちが閉じ込められている場所に辿りついたクレア。
クレアの姿を見たノアはキーの解除番号をクレアに教え部屋から出ようとしたのだが、入力装置ごとなくなっているのを見たクレアは「壊されてる!」と叫んだ。
室内ではメレディスが「これ以上は抑えられない」と苦悶の表情で叫んでいた。
そしてノアは1つの案に思い当たる。
「いいかメレディス、出来るだけ炎を溜めて、それをガラスに押し付けるんだ」
頷いたメレディスは限界まで炎をため、そしてそれをガラスに押し付けた。
ガラス越しに見つめあうクレアとメレディス。
「良いだろう、2人ともガラスから離れろ」
ノアの言葉でメレディスとクレアはガラスから離れ、そしてノアはガラスに向かって銃弾を放った。
しかしガラスは割れず、銃弾の後と罅が1つ入ったきり。
そこでクレアは「2人とも下がってて」と告げ、ガラスに体当たりをした。
ガラスは砕け散り、クレアが室内に転げ落ちてくる。
「行きましょう」
ノアが先に部屋から出て、クレアは己の肩に刺さったガラスを引き抜きながらメレディスの顔を向けたのだが。
「先に行っててちょうだい」
メレディスは室内から出ようとはしなかった。
「…早く。サイラーを止めて」
クレアはメレディスを見つめ、「必ず戻ってくるから!」と告げるとノアと共にサイラーを探しに向かった。

現代、パインハースト社。
パインハーストを見捨て「ここから出ましょう」と提案するトレイシー。
「ここでの事はなかった事にしましょう」「私がもみ消すから、あなたは居なかった事に」
ネイサンの議員の立場を考慮し、トレイシーはそう言葉を続ける。
「化学式さえあればやり直せる」「もう一度はじめからやり直しましょう」
しかし、ネイサンは「逃げる訳には行かない」とトレイシーの提案を受け入れはしなかった。
そんなネイサンにトレイシーは「現実的なアドバイスをしているのよ。それが私の仕事だから」と告げた。
そんなトレイシーの姿を見ていたネイサンは静かに口を開いた。
「だったら君はクビだ」
トレイシーとの決別を告げたネイサンは、トレイシーを部屋に残して立ち去って行く。

現代、モヒンダーの研究室。
「どういうことなの?」
自分が過去に行ってしまった事に疑問度抱くダフニ。
マットは「お前に触ると力が増大する」とアンドウに告げた。
アンドウに備わった能力は能力者の能力を増大させるサポート能力だったのだ。
しかし高速で走れる自分の力がそうして過去に戻れたのか解らないダフニ。
マットはそんなダフニに説明をする。
「光より早く走れば…」
マットノ言葉で合点がいったアンドウがマットの意見に同調する。
「相対性理論だ」
「アインシュタインに寄れば…」
「なんでアインシュタインなんて知ってるのよ」
「真面目に授業を聞いてたから…かな?」
マットの知識によりダフニが過去に戻れる理由とその方法が判明した。
そしてダフニはアンドウと向き合った。
「あんたにパワーアップしてもらいながら走れば16年前に戻れるって事?」
戻りすぎると危険だと告げるマットだったが、2人はマットの言葉に耳を貸さずに姿を消してしまった。

16年前。
子供ヒロによって化学式が隠されている金庫のありかを知った大人ヒロは金庫を空けて化学式を入手した。
しかし立ち去ろうとした時にカイトに見咎められてしまう。
「2人ともここで何をしてるんだ」
驚く2人(子供ヒロと大人ヒロ)。
カイトは子供ヒロに対し「寝なさい」と告げ、子供ヒロはその場を立ち去っていく。
大人ヒロも静かにその場から立ち去ろうとしたのだが、「ちょっと!」と呼び止められ、逃げるタイミングを逸してしまった。
「君に話がある」
カイトはそう告げながら後ろ手で刀を抜き、ヒロに向かって刀を向けた。
「どろぼうめ」
化学式を盗まれた事をカイトは解っていたのだった。
「何故暗号がわかった」「肩越しに見てたので…」カイトが向ける刀から逃げ惑いながらキッチンに逃れたヒロ。
後ろ手で包丁を持ったはずだったが、振りかざしてみるとそれはフランスパン。
カイトの刀に易々と切られたパンを一瞬呆然と眺め、ヒロはカイトに向き合った。
「死ぬ前に1つだけ言い訳をさせてやろう」
カイトの言葉にヒロは化学式を広げた。
「もしこれが今夜破られれば、もう2度と使われる事はありません」
そしてヒロは化学式を破り、怒ったカイトは刀をを振り上げヒロに向かって打ち下ろした。
その時風が起こりヒロの姿が消えた。
カイトの前には被り捨てられた化学式が残っているだけだった。

現代、モヒンダーの研究室。
ヒロを連れ戻ってきたアンドウとダフニ。
無事に現代にヒロを連れて戻ってきた事に安堵するマット。
助けに来るならもう少し後に来て欲しかったと不満を漏らすヒロにアンドウは「もう助けない」とムッとした。
そしてヒロは16年前に処分できなかった化学式を処分しないと!とダフニに視線を向ける。
「ネメシス…俺達2人にとって過ちを正すチャンスだ」
ヒロの言葉に頷くダフニ。
そんなダフニにマットは「行っておいで」と声をかけた。
「2人とも正義の味方だ」

現代、パインハースト社。
トレイシーが化学式を取り出し持ち去ろうとしている所にダフニの高速走行でダフニとヒロが現われた。
「化学式を返せ!」
言い切るヒロにトレイシーは「私のものよ」と返し、その場を立ち去ろうとするのだが、ヒロはトレイシーを呼び止めた。
振り返ってヒロを見つめるトレイシーにヒロは静かに頭を下げた。
「すいません」
トレイシーの顔面を殴りつけ、トレイシーはイキナリのパンチに驚いて化学式を取り落としてしまう。
それを拾い上げたヒロを掴んでダフニは高速で立ち去っていく。
トレイシーは一瞬のうちに起きたそんな光景を呆然と眺めていた。

現代、パインハースト社の研究室。
研究基材などを壊したフリントとピーターは「コレが最後だ」とドラム缶の様なものに入っている薬剤を床にぶちまけた。
薬剤が床を流れ、意識を失っていたモヒンダーの全身に降りかかる。
それで目を覚ましたモヒンダー。かかった薬剤の影響で皮膚に現れたうろこの様なもの少しずつ消えていく。
「これで仕上げだ」とフリントは炎を手に纏わせ建物に着荷しようとするのだが、それを見たピーターがフリントを止めようとした。
「まだ兄さんが居るんだ」
「そんなの知らないね」
直後、フリントがネイサンの奇襲を受けた。
ネイサンは鉄パイプを持ちフリントを襲ったのだが、ピーターに向かっても鉄パイプで襲い掛かってきた。
襲い掛かるネイサンに逃げるピーター。
「やりやがったな!」フリントの火に薬品が引火し、一気に炎が広がる。
炎に囲まれたネイサンを見たピーターが周囲を見渡すと、1本だけ無事の注射が落ちていた。
迷いもなくピーターはその注射を己の足に刺した。
そしてピーターはネイサンの元まで一気に飛び、ネイサンを抱えて窓から飛び出していく。
飛び出した直後にパインハースト社は爆発を迎えた。

現代、プリマテック社。
アンジェラはサイラーに摑まっていた。
「あなたがアーサーを殺したの?」
「あぁ、そうだよ」
「世界を救った訳ね。私が見込んだ通り、あなたはヒーローよ」
「そうは思わないね」
「ヒーローよ…夢にまで見た」
あくまでも母としての会話をこなそうとしてるアンジェラに対し、遂にサイラーは「お前は母親じゃないだろう」と切り出した。
「どうなんだ、嘘は通用しないぞ」
詰め寄るサイラーにアンジェラは遂に観念したのか「母親じゃないわ」と真実を吐露した。
嘘感知能力でそれは真実だと理解したサイラーはそっと言葉を落す。
「心のどこかで期待してたのに…」
しかし直ぐに気持ちを持ち直すと「何で嘘を付いた」と更にアンジェラに疑問をぶつける。
「2人の息子は期待外れだったから、愛情を注ぐ相手が欲しかったの」
答えるアンジェラだったが、その言葉は「嘘だな」とサイラーに見破られてしまう。
「言っただろう、嘘は効かない」
アンジェラは口を開いた。
「あなたの力が欲しかった」「組織に役立つから…人殺しだからよ」
アンジェラの言葉に耳を向けるサイラー。
「…モンスターだから。脆くて影響を受けやすかったから」
そしてアンジェラは「自分も人を操れる」と言い「私もモンスターなのよ」と告げた。
「この世は悪人ばかりなのか!」
アンジェラの言葉に絶望を現すサイラーはアンジェラを睨み付けると「何でも良い、お前と俺との違いを見せてくれ」と叫んでいつでもアンジェラを殺すとの態度を示した。
アンジェラは恐怖に身を竦めると「あなたの本当の両親を知っているわ」と告げる。
時計職人の父でもガラクタ集めの母でもない本当の両親。
サイラーはアンジェラのその言葉が嘘ではないと知ると「誰の子なんだ」と問いかけるが、アンジェラはそれには答えず「私を殺すと真実がわからなくなる」と言い切った。
「言え! 言うんだ! 真実を教えろ!」
叫んだサイラーだったが、直後倒れこんだ。
その背後ににはクレアの姿があり、倒れたサイラーの後頭部にはガラスが深々と刺さっていた。
次いで部屋にはいってきたノアに「アンジェラをお願い」と言い、クレアはその場から走り去って行った。

炎を抑えきれず呻き苦しんでいるメレディスの下にクレアが現われる。
「ママ!」
呼びかけるとはっとしてメレディスが振り返った。
「クレア! どうして来たの…」
「ママを助けたい」
手を伸ばすクレアだったが、その手をメレディスは取ろうとはしなかった。
追うように走ってきたノアがクレアとメレディスの様子を見ている。
「逃げて! 早く行って!」
苦悶の表情を浮かべるメレディスの見て、クレアはメレディスを置いて逃げると決意する。
「愛してるわ、ママ…」
「爆発するぞ!」
ノアと共に駆け出すクレア。
そして残ったメレディスの炎は膨らみ始め。
建物は爆発した。

現代。
空を飛びパインハースト社から逃げ出せれたネイサンとピーターは原っぱに辿り着いた。
「何で飛べる!?」
叫ぶネイサンはピーターが薬で能力を手にした事を把握した。
「あんなに反対してたのに!」
ネイサンに責められたピーターは「仕方なかったんだ…」と言葉を返した。
「何で俺を助けた」
その問いには「兄さんだからだよ…俺の大切な」と言い切ったピーターだったが、それに対してネイサンは「俺だったら助けなかった」と吐き捨てた。
「兄さん、行くな!」
ピーターの叫びも虚しく、ネイサンは一人そこから立ち去って行ってしまった。

モヒンダーは一人よろよろと道を歩いている。
そこに1台の車が通りかかり、モヒンダーの横に停車する。
その車のガラス(ミラーかも)を覗き込んだモヒンダーは、薬の副作用で現れていた皮膚のうろこ状の様なものが消えているのを見て驚きを露わにする。
車の窓が開き、現れたのはトレイシー。
モヒンダーに助手席に載るよう促し、2人はいずこかに走り去っていく。

ダフニと共にマットたちの下に戻ったヒロは皆が見ている前で化学式を細かく破り捨てた。
そして笑顔を交し合うアンドウとヒロ。

ダフニはマットと抱き合う。そして目を開けたマットの視界の中にウスツの姿が現われる。

アンジェラとクレアとノアは焼け落ちるプリマテックを眺めていた。

--3巻終了。
そして4巻のタイトルは「逃亡者」。


3週間後、ワシントンDC。
ネイサンは車内で男と話している。
「現実的な事を考えて、アメリカ政府に頼るしかありません」
特殊能力者が居る、それらは危険な人間だと告げるネイサン。
「彼らに特殊能力があるのか?」
男は渡されたファイルを眺めつつそう告げる。
「必要な資料は全部揃えてあります」
ファイルの中にはトレイシーやヒロの写真や資料もあった。
それを眺めた男は「具体的にはどうしてほしいんだ?」とネイサンに問うた。
「彼らを捕まえて害のない様、隔離して欲しいのです」
暫くの黙考の後男は決断を下した。
「話はわかった、全面的に協力しよう」
ネイサンは男の決断に頭を深々と下げる。
「感謝します、大統領」
そしてネイサンは車から居り、大統領の乗った車が走り去るのを見送った。


今回も長文ですが、3巻ラストだったのでかなーり頑張ってみました。
ケド、やっぱり脳内補完が行われてるのは確実なので、間違いあるとは思います。
大筋だけは間違えてないと思うんだけどなぁ…多分。
前後関係が崩れてたり失念してる所は多々あるとは思うのですが、そこは大目に見てください。


以下感想っぽいもの。

S3が3巻と4巻に分かれてるとは思わなかったので、3巻終了4巻開始との件を見て「S3終了か!これで終わりかー!またS4開始までヤキモキしながら待ってるのかっ!つらーいっ!!」と思ったのですが、4巻になってもS3は続くみたいでした。
ちょっぴり一安心。

しかし、前回の記事にも書きましたが、私の「HEROES/ヒーローズ おにゃのこワクワク要素」は
エル≧メレディス>>ダフニ>>トレイシー>>>>>(越えられない壁)>>>>>クレア
エルは前回死亡で、メレディスも今回…(つд`)
あ、いやちょっと待て。フリントが確か「炎に包まれても自分は平気だ」みたいな事を話してた気がするので、メレディスもあの爆発で生還しましたって可能性もあるの…か?
可能性は0じゃないですよねーとの淡い希望を持ってみることに…し…ま… orz
置いといて。
感想に参ります。


1:サイラーに付いて語ろう
総括的な感じも混ぜますが、3巻のサイラーは「悪から善に目覚め、しかし悪に戻った」って位置でしたね。
3巻最初の頃の悪サイラーと3巻終了時の悪サイラーとでは少し雰囲気が異なってる気もしましたが。
ノアに対する怒り(俺をモンスターにしやがって!)や、アンジェラに対する悲しみ(嘘付きやがって!)。
組織によってモンスターにさせられたサイラーはノアだけにでなく組織全体に恨みを抱えてるのかも知れませんが、アンジェラに対してはノア程強い恨みを感じられませんでした。
当時の組織ではアンジェラは主要メンバーだった(よね?)けども、トップではなかったはずだから?
実際に指令を受けて実行したノアに恨みが大きいって意味かな?
・「お前はモンスターだ」と言って殺そうとしてるノアも『能力はなくても人殺しである』。
 (=お前もモンスターじゃないか)
・「モンスターに仕立て上げたノア」が改心しようとしてるサイラーを認めず何度も殺そうとしていた。
 (スティーブン可哀想過ぎた)
過去の行いを棚上げして命を狙うノアに怒りが向かうのも至極尤もなのかも?
S3の3巻の内容を見ると、サイラーには同情してしまいますが、やはり悪人サイラーは好きではないので。
未来も変わってしまっただろうし、もう2度とサイラーはワッフルパパにはならないのだろうな…と思うと残念で仕方ないです。
しかし悪人に戻ったサイラーでもクレアに執心する件やアンジェラに向かって「少しは期待してたのに」と呟く辺りを見ると完全に悪には落ちきってないのだなぁと思ったりしました。
ペトレリ家の人間ではなかったサイラーですが、本当の両親が居るってのは嘘では無い様なので、「ガブリエルの本当の両親」が今後話に関わるのであればサイラーの立ち位置がまたぶれる可能性もありますね。
つか、頭にガラスを付きたてられて再生能力がなくなったサイラーはプリマテック爆発の中に取り残されてるんですが。
…コレで退場とか言わないだろうな、サイラー。

2:ネイサンはどうしたらいいのか。
世間に向けて全公表こそしませんでしたが、遂にネイサンが能力者狩りを始めちゃったよ!?
能力者狩りの未来っのはどこで語られてましたっけ? S1? S2? 勘違いだったら申し訳ない。
「能力者を作って正しい心を持った能力者によって世界平和に導く」為にアーサーの計画を引き継ごうとしていたネイサン。
しかしパインハーストが爆発(焼け落ち)能力者を作る事は出来なくなった。悪の心を持つ能力者を能力者で止めることが難しくなった。
アーサーの計画に乗る形で考えていた「崇高な使命」が実現出来なくなり、自分以外の能力者たちはその「崇高な使命」を邪魔していた。
ネイサンにとって能力者たちは悪の能力者なんでしょうね。
故に自分が所持してる能力者のファイル(アーサーが元々持っていたのでしょう)を全て差し出してアメリカ政府の力で能力者を排除させようと考えた。
トレイシーのファイルも差し出したのは「クビだ」といったあの件で自分の考えや行動とは違いが生じてるからと判断したからでしょうか?
今回の話のタイトルである「裏切り」ってのはネイサンにかかっていたのでしょうね。
能力者から見るとネイサンの行動は「裏切り」であり、ネイサンから見ると能力者たちの起こした行動が「裏切り」に匹敵すると。
ペトレリ家の家族がアレコレ事件を起こしています。母も弟も差し出したのでしょうか?
能力者の存在が政府にばれてからの今後のストーリーは残された能力者たちが「逃亡者」となって政府に立ち向かうとなるのでしょうか。
えーと…
どうなったら話が終わるのか見当付かないんですけども。

3:あれこれ。
ヒロは現代に戻れましたが、結局力は戻らない状況なんですよね。
能力者狩りが始まり、ファイルでヒロものは提供されてるのが確定してるので、ヒロはかなり危険な立場ではないかと。
海外に居る日本人で一応社長ですし、発見されやすいかと思います。
ダフニとマットと共に行動しているのであれば逃げやすいとは思うのですけども。

ラストでマットの目の前に現れたウスツはどういう意味ですかー?
今回ハッピーエンド的な円満を迎えたのはマットとダフニでしょうか?
今後は逃亡生活になると思うのですが。
ですが。
…あれ? モリーはどうなってしまうんd
ファイルの中にはモリーのものもあるのかな? なければ預けた先にそのままでもーとはなるでしょうが、モリーのファイルも向こうに渡っていればモリーの出番もないと…ね。
個人的にはおにゃのこ要素が薄まってしまったので、モリーが出てくれるとハッスル出来ちゃうんですけど(←このひと…)

今回は3巻終了だったためか、かなりの能力者たちが死亡判定食らってしまいました。
プリマテックが焼け落ちた&サイラーの襲撃を受けて死亡者多数
コレにより捕らえられていたLV5の囚人達や他のレベルで捕らえられてた(かもしれない)能力者たちは死亡で間違いないと思います。
パインハースト側に組したノックスも死亡。フリントは生死不明(たぶん)。
確定できている生存者を並べた方が早いか。
クレア・ノア・アンジェラ・ヒロ・アンドウ・ダフニ・マット・ネイサン・ピーター・トレイシー・モヒンダー
……

随分減ったな orz
今回出演が少なく(またはなし)で気になる人。
モリー・マイカ
出演は多かったけど生死不明、だけど生きているであろう人物
ハイチ人・ジマーマン博士

4巻はどのように展開していくのか、また新たな能力者は増えるのか。
少しだけ期待しながら来週を待ちたいと思います。
感想の欄があまりにも少ないって?
あらすじ書いてたら感想書かなくても良くなってきちゃったんだ orz



次回48話は「今そこにある危機」、25日放映。
・振り返るトレイシーの目の前に男が現われる。
・「能力者を捕まえるって話をしてたわ。もう始まってるみたい」
・携帯電話で話すクレアとピーター。
・「ペトレリに伝えろ。…一人目を確保したって」
・夜、車道を走るクレア。

スパドラからのエピソード文をコピペ。
7週間後、それぞれが新しい生活を始めていた。
ピーターは救命士として働いており、クレアはどの大学に進学するか悩んでいる。
ある日、知事から電話をもらったトレイシーがテレビをつけると、ネイサンが「国民への脅威に対する予防策をとる」という話をしている。
その直後、トレイシーは何者かに拉致されてしまう。
彼女だけではない、ヒロをはじめ能力者が次々と拉致されているのだ…。

コピペ終了。

ヒロをはじめ能力者が次々と拉致~
ヒロをはじめ能力者が次々と拉致~
ヒロをはじめ能力者が次々と拉致~

トレイシーを除くと、ヒロが真っ先に摑まるのかっ!!!!
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Ph100 Bo100 Hu100 Fi100 Ra100 Gu100 Fo100 Te100 Br100 Su100 Hr100 Et100 Lu100
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